2日目(3/3)
女の子を市役所に送り届けて次に向かう
◆ ◇ ◆
テナントビルの5階のマンガ喫茶へ
エレベーターに乗ったら後ろから30代?のちょいキレイ系の女性が乗ってきた
自分「何階です?」
女性「あ、8階お願いします^^」
お、なんかすんなり言葉が出てきた
8階の案内板を見ると、何かのクリニックだったので
自分「スタッフさんですか?」
女性「いえいえ、違いますよ^^;」
自分「あ、そうでしたか^^;」
沈黙
終わったらお茶しません?くらい気の利いたセリフを
さらっと出せるようになりたいものである
狭いエレベーターで気まずく重い空気のまま
5階に到着、エレベーターを降りたのだった
◆ ◇ ◆
1時間ほど充電して街に繰り出す
だいぶ暗くなってきた
ビルの壁に貼ってあるポスターを熱心に見てるオタク系の女の子発見
自分「なに真剣に見てるの?」
って声を掛けれずにそのままスルー
"地蔵"に気分を凹ませながらも、あの子は声をかけないのが正解だったと言い聞かせる
実際、かけていたらどうなったやら
そしてそのまま帰路に着く
◆ ◇ ◆
電車の中
つり革に捕まり、周囲の人を観察してると
大きくあくびをしてるアカ抜けない女の子とと目が合う
こっちが微笑むと、女の子は少し恥ずかしがって下を向いた。
うん、素振りがかわいい
その子とは降りる駅が同じだった
自分「駅同じだったんだ^^」
女の子「ですね^-^;」
電車降りたホーム、エスカレーターまでの20mほどの距離で会話することに
自分「どう?時間あるならご飯しない?」
直球アプローチ
と言えば聞こえはいいが、単に手順を知らなかっただけである。
でも運よく会話は続いた
女の子「あ、待ってる人居るので~」
自分「お? 彼氏?」
女の子「違いますよ~(汗」
自分「なら友達かー」
女の子「いえいえ、妹です^^」
自分「なんだー、なら妹さんも一緒にどう?」
女の子「いえ、家でご飯作って待っててもらってるんですよ
いつも作ってもらってるんで」
自分「残念ー、いい妹さんだね」
女の子「はい^^」
エスカレーターに到着して会話も終了。
誰も居ない自宅に帰って思う
誰かが待ってるってとても幸せなことなんだね
将来、彼女や嫁さんが出来たら毎日言おう
一日の感謝と自分と一緒に居てくれることへの感謝を。